バーチャルオフィス5社を、入会金と転送費まで入れた1年の総額で比べる

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バーチャルオフィスの広告には「月660円」「月880円」「月990円」と安い数字が並びますが、実際に払うのはその月額×12か月に、入会金と郵便の転送費を足した金額です。5社の料金表と転送料金を2026年9月24日に公式サイトで確認し、使い方ごとの1年目・2年目の総額に直しました。

結論
  • 法人登記して、郵便が月1〜2通なら、バーチャルオフィス1。 1年目18,700円・2年目13,200円で5社最安。転送は作業料0円で郵送料の実費だけです。
  • 郵便が月3通以上で、月1回まとめて受け取れるなら、レゾナンス。 月1回転送の1年払いは年11,880円。月4通なら1年目20,980円です。
  • 住所を表示に使うだけ(郵便を受け取らない)なら、GMOオフィスサポートの転送なしプラン。 入会金0円・1年7,920円です。

まず、5社の違いをひと目で

GMOオフィスサポートDMMバーチャルオフィスレゾナンスバーチャルオフィス1ワンストップビジネスセンター
いちばん安いプラン◎ 年7,920円◎ 年7,920円○ 年11,880円○ 年10,560円△ 年58,080円
法人登記できる最安○ 年19,800円◎ 年7,920円※◎ 年11,880円◎ 年10,560円△ 年58,080円
入会金・初期費用◎ 0円○ 5,500円○ 5,500円(週1転送の1年払いは0円)○ 5,500円△ 10,780円
郵便の転送費○ 1回330円○ 1回330円○ 1回300円◎ 郵送料の実費だけ◎ 0円(週1回)
拠点231612350以上

横にスクロールできます。税込、2026年9月24日時点の公式サイト掲載額で、1年一括払いの金額です。※DMMのミニマムプランは受け取れる郵便が返品・返送と個人事業主の税金関係の書類に限られます。

「月額」だけを見ると、GMOとDMMが月660円で並んで最安に見えます。ところがGMOの660円は法人登記も郵便の受け取りもできないプランで、DMMの660円は受け取れる郵便がかなり限られます。使い道を決めてから比べないと、最安の会社は決まりません。

使い道ごとに、どこが安いか

届く郵便を1通25gの封書とし、転送費まで含めて計算しました。

法人登記する場合(郵便は月1回まとめて受け取る)

郵便の量GMODMMレゾナンスバーチャルオフィス1ワンストップ
月1〜2通23,760円39,820円20,980円18,700円68,860円
月3〜5通23,760円39,820円20,980円21,340円68,860円
月10通ほど26,400円42,460円23,380円24,700円68,860円

1年目の総額(入会金込み)です。郵便が少ないうちはバーチャルオフィス1、増えてくるとレゾナンスが逆転します。差がつくのは転送費の仕組みで、バーチャルオフィス1は月4回決まった日に普通郵便で送るため通数に応じて郵送料が増え、レゾナンスは月1回にまとめて送るため1回分で済みます。

住所を表示に使うだけの場合(登記しない・郵便を受け取らない)

GMODMMレゾナンスバーチャルオフィス1
1年目7,920円13,420円17,380円16,060円
2年目11,880円7,920円11,880円10,560円

入会金がないぶんGMOが1年目は最安ですが、2027年1月上旬の改定で2年目は11,880円になり、DMMのミニマムプランが逆転します。2年合計ではGMO 19,800円、DMM 21,340円で、まだGMOが1,540円安い計算です。

使い道・郵便の量・転送の頻度を変えた総額は総額計算で出せます。

バーチャルオフィス1:郵便が少ない法人登記ならいちばん安い

会社の登記に使い、郵便がそれほど多くないなら、第一候補はバーチャルオフィス1です。

  • 基本プランは年10,560円(月880円)で、法人登記と月4回の郵便転送がついています。
  • 転送の作業料は0円で、払うのは郵送料の実費だけ。封書1〜2通なら1回110円です。
  • 更新料はかからず、2年目以降は年10,560円と転送費だけ。月2通なら2年目は13,200円です。
  • 住所は渋谷・千代田(神保町)・広島の3か所から選びます。

注意点は、住所の選択肢が少ないことと、定期転送が普通郵便で追跡番号がつかないこと。急ぎの書類は1回550円+送料のスポット転送を使います。

レゾナンス:郵便が多くても転送費が増えにくい

郵便が月3通以上届き、月1回まとめて受け取れば困らないなら、レゾナンスがいちばん安く収まります。

  • バーチャルオフィスコースの月1回転送プランは、1年払いで年11,880円(月990円)。法人登記もできます。
  • 転送は1回300円(100gまで)。月1回なので、封書4通までなら年3,600円で済みます。
  • 週1回転送プラン(年19,800円)は、1年払いなら入会金5,500円が0円になるキャンペーン中です。
  • 東京10か所と横浜・大阪から住所を選べます。

注意点は、申し込み時にデポジット(1,000円〜)を預け、転送費をそこから差し引く仕組みであること。残高は解約時に返金されます。また月1回転送プランでは店舗で郵便を受け取れません。

GMOオフィスサポート:住所だけなら入会金0円で最安

郵便を受け取らず、ネットショップの表示や名刺に住所を載せたいだけなら、GMOオフィスサポートの転送なしプランが1年目は最安です。

  • 入会金・保証金0円。転送なしプランは月660円(年7,920円)。
  • 法人登記は月1転送プラン(月1,650円)から。
  • 東京14か所を含む全国23拠点から住所を選べます。

注意点は、2027年1月上旬に月額が改定される予定であること。転送なしは月660円→990円、月1転送は1,650円→2,530円になり、法人登記で使う場合の2年目は年30,360円と、ほかの社より高くなります。1年で使い終える予定なら気にしなくてかまいません。

DMMバーチャルオフィス:拠点の多さと、ミニマムプランの安さ

DMMのミニマムプランは年7,920円で法人登記まで使えますが、受け取れるのは返品・返送と、国・都道府県から届く個人事業主の税金関係の書類だけです。ネットショップの返品先として使うなら、返品などが月1〜2通届いても入会金・転送費込みで1年目17,380円で、郵便が届く前提のショップ用途では5社で最安になります。

取引先からの郵便を受ける場合はベーシックプラン(年30,360円)になり、入会金を足すと1年目は35,000円を超えます。札幌・仙台・沖縄を含む16拠点から選べるので、住所の場所を優先したい人向けです。

ワンストップビジネスセンター:高いぶん転送はすべて込み

エコノミープランは月5,280円(銀行振込の1年一括なら1か月分無料で年58,080円)と、5社で飛び抜けて高い料金です。そのかわり週1回の郵便転送は送料・手数料とも0円、宅配便も平日毎日0円で転送し、全国48室の会議室を1時間1,100円から使えます。

郵便の転送費だけでほかの社との差を埋めるのは現実的ではなく、店舗の会議室や来客対応が必要な人向けの選択肢です。

よくある質問

Q. 月額がいちばん安いのはどこですか? A. 月660円のGMOオフィスサポート(転送なしプラン)とDMMバーチャルオフィス(ミニマムプラン)です。ただしGMOの転送なしプランは法人登記と郵便の受け取りができず、DMMのミニマムプランは受け取れる郵便が限られます。

Q. 法人登記に使えるいちばん安いところは? A. 郵便が月1〜2通ならバーチャルオフィス1で、入会金込みの1年目が18,700円です。郵便が月3通以上ならレゾナンス(月4通で20,980円)が安くなります。

Q. 途中で解約したら返金されますか? A. 安いプランはどこも1年一括の前払いです。GMOとDMMは途中で解約しても返金されないと規約に明記しています。1年使うつもりで選んでください。

Q. 料金はいつ時点のものですか? A. 2026年9月24日に各社公式サイトで確認した税込の金額です。キャンペーンやクーポンは含めていません。