会社の登記に使うバーチャルオフィス、1年でいくらかかる?

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会社を作るときに本店所在地として借りるバーチャルオフィスは、登記ができるプランでないと使えません。さらに会社には税務署や年金事務所、法務局から郵便が届くため、郵便を受け取れることも条件になります。この2つを満たすプランだけで、5社の総額を比べました。

結論
  • 郵便が月1〜2通なら、バーチャルオフィス1。 1年目18,700円、2年目13,200円。法人口座が開設できなかった場合に入会金と基本料金を返金する制度もあります。
  • 郵便が月3通以上なら、レゾナンスの月1回転送プラン。 月4通で1年目20,980円、2年目15,480円です。
  • 2年以上使うなら、GMOオフィスサポートは2年目の値上がりに注意。 2027年1月上旬の改定後、月1転送プランの更新後の年額は30,360円です。

登記に使えるプランと、使えないプラン

同じ会社でも、安いプランは登記できないことがあります。

会社登記できない安いプラン登記できる最安プラン(年額)
GMOオフィスサポート転送なしプラン(年7,920円)月1転送プラン(年19,800円)
DMMバーチャルオフィス—ミニマムプラン(年7,920円)※
レゾナンス—月1回転送プラン(年11,880円)
バーチャルオフィス1—基本プラン(年10,560円)
ワンストップビジネスセンター—エコノミープラン(年58,080円)

※DMMのミニマムプランは登記できますが、受け取れる郵便が返品・返送と、国・都道府県から届く個人事業主の税金関係の書類に限られます。会社宛ての郵便を受けるならベーシックプラン(年30,360円)です。

郵便の量ごとの1年目・2年目

会社宛ての郵便を1通25gの封書とし、月1回まとめて受け取る前提で計算しました(入会金・転送費込み・税込)。

郵便の量GMODMMレゾナンスバーチャルオフィス1
月1〜2通1年目23,760円39,820円20,980円18,700円
2年目34,320円34,320円15,480円13,200円
月3〜5通1年目23,760円39,820円20,980円21,340円
2年目34,320円34,320円15,480円15,840円
月10通ほど1年目26,400円42,460円23,380円24,700円
2年目36,960円36,960円17,880円19,200円

ワンストップビジネスセンターは郵便の量にかかわらず1年目68,860円・2年目58,080円です。

設立したての会社に届く郵便は、税務署・都道府県税事務所・年金事務所からの書類、銀行やカード会社の書類、取引先の請求書などです。取引先との郵送のやりとりが少ない事業なら、月1〜2通の列が目安になります。

バーチャルオフィス1:郵便が少ない会社の登記なら最安

設立直後で郵便が少ない会社には、バーチャルオフィス1がいちばん安く収まります。

  • 年10,560円(月880円)で法人登記と月4回の郵便転送がつき、転送は郵送料の実費だけ。
  • 所定の手順で法人口座を申し込んでも開設できずに退会する場合、入会金と基本料金を返金する「法人口座開設保証」があります(転送費などは対象外)。
  • 入会後に法人口座開設マニュアルがもらえ、銀行に出す書類の事前チェックや利用証明書の発行にも対応しています。
  • 住所は渋谷・千代田(神保町)・広島の3か所です。

レゾナンス:郵便が増えても安いまま

取引先から書類が届くことが多いなら、転送を月1回にまとめられるレゾナンスが有利です。

  • 月1回転送プランは1年払いで年11,880円(月990円)。転送は1回300円(100gまで)。
  • 郵便を毎週受け取りたければ週1回転送プラン(年19,800円)。1年払いなら入会金0円のキャンペーン中です。
  • 銀行の紹介や、電子定款で会社設立の書類を作るサービス(行政書士の作成手数料5,500円)も用意しています。
  • 東京10か所と横浜・大阪から住所を選べます。

GMOオフィスサポート:1年で使い終えるなら候補、2年目以降は割高

GMOの月1転送プランは、いまは年19,800円で入会金0円。郵便が月1〜2通なら1年目は23,760円です。GMOあおぞらネット銀行の口座開設につながる特典や、法人設立に強い司法書士の紹介もあります。

ただし2027年1月上旬に月額が1,650円から2,530円に改定される予定で、更新後は年30,360円。2年合計ではバーチャルオフィス1より2万円以上高くなります。本店を1年以内に移す予定がある場合の選択肢です。

登記に使う前に確認すること

  • 本店所在地を移すと登記の変更が要る。 あとでバーチャルオフィスを乗り換えると、本店移転の登記と、税務署などへの届け出が必要です。最初に2年以上使えるところを選ぶほうが手間が少なく済みます。
  • 法人口座の開設は銀行の審査次第。 バーチャルオフィスの住所でも口座を作れる銀行は多い一方、開設を約束するものではありません。
  • 申し込みには本人確認と事業内容の申告が要る。 会社の設立前に申し込むなら代表者個人で契約し、設立後に法人名義へ切り替えます(レゾナンスは法人設立後に個人から法人への切り替えを求めています)。

よくある質問

Q. 法人登記に使えるいちばん安いバーチャルオフィスは? A. 郵便が月1〜2通ならバーチャルオフィス1で1年目18,700円、月3通以上ならレゾナンスの月1回転送プランで月4通なら20,980円です(入会金・転送費込み)。

Q. GMOオフィスサポートの転送なしプランで登記できますか? A. できません。GMOで登記できるのは月1転送プラン以上です。

Q. DMMのミニマムプランは会社の登記に向いていますか? A. 登記自体はできますが、受け取れる郵便が返品・返送と個人事業主の税金関係の書類に限られます。会社宛ての郵便を受け取るにはベーシックプランが必要です。